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アイザック・アシモフ

 一番好きな作家は、と聞かれたら、アイザック・アシモフと答える。
 ロボット工学三原則の考案者として有名。
 その根底には、当時お決まりだったフランケンシュタイン・コンプレックスへの反発があった。
 被造物にはきちんと安全装置を組み込めばいいじゃないか、と。
 生化学者(ボストン大学教授)でもある。
 上記紹介作品は、最近映像化されたファウンデーション・シリーズの1作目。
 昔、アイザック・アシモフの小説は翻訳されてる限り全部読んでたから、評判が良さそうで嬉しい。
 ロボット・シリーズも読んだ上で、ファウンデーション・シリーズを読み進めた最後の方の展開は、自分の読書体験の中で今でも屈指のカタルシス。

 やはりアシモフといえばロボット・シリーズ。
 意外と推理小説です。

 上記2つのシリーズほどは知られてませんが、ノンフィクションの科学エッセイも数多く書いています。
 ユーモアにあふれた文章でありながら、非科学的な思い込みを嫌い、科学知識を世間に広めようという情熱を感じます。

 アシモフの本は読み尽くしたと思っていたけど、このページを作るにあたってAmazon検索していたところ、読んだ覚えのない本が。
「星 新一 翻訳」とあるので、見逃せない。
 もしかしたら、読んだことのある科学エッセイの編集版も知れないけど、早速読んでみることにする。


オースン・スコット・カード

 オースン・スコット・カードのエンダー・シリーズは有名だけど、私はたまたま二作目の「死者の代弁者」から入って、そちらの印象が強い。
 物語全体にただよう物悲しさと、歴史的人物でありながら贖罪に日々を送る主人公。 芯のある優しさに心が洗われます。
 上記の紹介作品では順当に、シリーズ一作目で映画化もされた「エンダーのゲーム」。

 そして、同じくオースン・スコット・カードの作品で、一冊完結の「ソングマスター」。
 カードの作品に限定せず、これが私のオールタイムベスト。
 人生の全てを皇帝への忠誠に捧げた、不世出の歌い手の物語。
 感動の涙を流したい方へ。


ロイス・マクスター・ビジョルド

 ロイス・マクスター・ビジョルドの主人公が、物語のほぼ全編において、ハンデを背負いながら苦境にあらがう姿を読んでると、自分の悩みが軽く思えて勇気が出る。
 ちなみに、ビジョルドの初期の作品は終盤の巻き返しが爽快だけど、ファンになるくらい読み進める頃には、爽快感よりも味わい深い作品ばかりになる(個人的に地味すぎる味わいを、ファン心理で苦笑いすることも)。
 上記の紹介作品は初期の作品なので、安心してワクワク感を楽しめます(だったと思います。何十年前の記憶ですが……)。
 読めば、勇敢で誇り高い友が得られた気分になれます。マイルズ・ヴォルコシガン。 生き様にしびれます。
 同シリーズの後の短編では、ヒューゴー・ネビュラ賞のダブルクラウンをとってる作品もあります。
「戦士志願」はシリーズ第1弾。 読んでハマった人は幸せです。


ジェイムズ・P・ホーガン

 『星を継ぐもの』の巨人シリーズが代表作のJ・P・ホーガンも、読み漁りました。
 今回ご紹介する『断絶への航海』では、貨幣経済のない世界が描かれていました。
 発達した科学技術により無尽蔵の生産力があるため、奪い合いのない平和な世界。
 現在の科学技術で無尽蔵とまでいきませんが、過酷な労働と貧困には、社会システムの最適化の余地があるはず。
 その第一歩として、ベーシック・インカムが現実的に考えられる時代になってきているのではないでしょうか。


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