社労士の父が娘に伝えたい、うつを助ける社会保障(前編)

休職小説

「ただいま〜」(´-`)

「おかえり-」(^ν^)

「あー、疲れた」(-_-;)

「どうしたの?」( ͡° ͜ʖ ͡°)

「うーん、なんでもない」(_ _).。o○

「疲れたかー。じゃあ、今日は早めにご飯食べてお風呂入って寝ちゃおうか。明日は学校休む?」(^ー^)

「学校休むって…簡単に言わないでよ」(ㆀ˘・з・˘)

「え、簡単だよ、学校休むなんて。お父さんも学生の頃は雨だからとか眠いからとかで、よく休んでたものだよ」♪( ´▽`)

「不良だったの?」Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

「不良じゃないよ。そういう気性だったんだ。だから、会社に入ってからは毎朝起きて毎日会社に行くのが辛くてね。他にもいろいろあって、うつ病になって休んじゃったよ」( ´ ▽ ` )

「え、お父さんうつ病だったの? 大丈夫?」Σ(‘◉⌓◉’)

「今は大丈夫! 会社はうつ病で休んでからそのまま退職して、社労士の資格をとって今に至るんだよ」^ – ^

「へー、なんかすごいね」(*´-`)

「日本の社会保障はしっかりしてるから。傷病手当金には助けられたな」( ´∀`)

「傷病手当金?」(゜ω゜)

「うん、病気や怪我で働けなくなって給料が出なくても、だいたい給料の3分の2のお金がもらえるっていう健康保険の制度だよ。30万円の給料をもらってたら、20万円もらえるということ。だいたいね」(^_^)

「え、働かなくても?」٩( ‘ω’ )و

「そう。ただ、『働かなくても』、というと語弊があるから、『働けなくても』、だね」(^^)

「ふーん。でも、ずっとじゃないよね?」(´・ω・`)

「そうだね。最長で1年6ヶ月の間だよ。うつ病の治療は一般的に長期化しやすいから、お父さんも1年6ヶ月の間、家で静養しながら、ちょっとずつ資格の勉強なんかをしてたんだ」( ´ ▽ ` )

「……不安じゃなかった?」(*´-`)

「おお、鋭いね。そう、不安なんだよ。働いてないのにお金をもらっていいんだろうかとか、将来は大丈夫だろうかとか考えちゃってね。それまで勤めてた会社も、傷病手当金をもらい始めてすぐに辞めて、しばらく傷病手当金だけが頼りだったしね」(^_^;)

「え、退職した後でも、その『傷病手当金』ってもらえるの?」( i _ i )

「うん、そうなんだ。お父さんの場合、退職後も『傷病手当金』をもらえるの条件がそろってたからね」( ・∇・)

「逆に、退職後に『傷病手当金』がもらえないこともあるんだ?」⊂((・⊥・))⊃

「そう。退職した後も在職中の『傷病手当金』をもらい続けるためには、2つの条件に気をつけないといけない。まず第一に、その会社の健康保険に1年以上入っていたこと。会社に入って1年未満で退職したら、退職前に『傷病手当金』をもらっていても、退職後はもらえなくなるってことだよ」(゚д゚)!

「へえ、そうなんだ」(*’ω’*)

「あと、もう一つ。退職の時点で『傷病手当金』がもらえる状態であること。これがちょっとややこしい」(p_-)

「退職してから、病気や怪我をしてももらえないってことじゃないの?」(・・?

「うん、それもあるけど、それだけじゃないんだ。退職の時点で『傷病手当金』がもらえる状態でいるためには、退職日の前日までに連続して3日以上休んでいて、待機期間を完成させていなければいけないんだ」( ・∇・)

「『待機期間』って?」(o_o)

「働けなくなってから3日目までは、『傷病手当金』がもらえないっていうことだよ」( ´ ▽ ` )

「あー、んー、そうなんだ」(๑•ૅㅁ•๑)

「はは、ピンとこないかな。民間の医療保険なんかでも、『免責期間』といって、同じような規定はよくあるんだよ。それと、これは要注意なんだけど、退職する最後の日に、無理して出勤すると、退職の時点で働ける状態とみなされて、退職後に『傷病手当金』をもらえなくなってしまう」( ̄Д ̄)ノ

「ええ! 最後の日だけでも片付けや挨拶で顔を出さないと、って考えちゃいそう」(ㆀ˘・з・˘)

「そう、そんな真面目な人ほど要注意だね。会社の人もこのことを知らずに、退職日に出勤させちゃうと、もらえるつもりだった『傷病手当金』がもらえなくて大変なことになってしまう」(T ^ T)

「うわあ、怖い」:(;゛゜’ω゜’):

「そう、社会保険制度を知らないことは、怖いことなんだ。『傷病手当金』の制度そのものもよく知らずに、本当はうつ病で働ける状態にないのに、お金の心配から働き続けて症状を悪化させてしまうというのは、悲しいことだ」(>_<)

「お父さんは知っててよかったよ。今は元気だもんてね」(^ ^)

「うん、お父さんも知ってたし、会社の事務の人もよく知ってたから、トラブルはなかったよ」^ – ^

「『傷病手当金』をもらい終わってからは、すぐ今の仕事を始めたの?」(╹◡╹)

「ああ、そういうわけじゃないよ。『傷病手当金』の後は転職も考えて、雇用保険の失業給付を利用した」(⌒▽⌒)

「『雇用保険』……また新しいのが出てきた」(=^▽^)σ

「そう。これも重要だよ。退職してから次の職が決まるまでに、雇用保険からもらえるお金があって、それを失業給付-中でも一般的なのが『基本手当』っていうんだ」d( ̄  ̄)

「う〜ん」(-᷅_-᷄๑)

「いくらもらえるか、どのくらいの間もらえるかは、いろんな条件があって複雑なんだけど、多くの場合は、退職前にどれだけ雇用保険に入っていたかで、もらえる期間が決まってくる。例えば、会社に入社して退職するまでが10年以上20年未満だったら、一般的には120日分の基本手当をもらえることになる」(^。^)

「120日分って、どういうこと?」(*´-`)

「うん、基本手当は、求職活動が認められた日数分、もらえるものなんだ。だから、一般的には4週間に1回、ハローワークの窓口に行って、前に来た時から2回以上の求職活動していれば、その4週間ーつまり28日分の基本手当がもらえることになる」(^ ^)

「む、難しいよ。それにしてもさっきから、『一般的には』って多いね」(_ _)

「よく気づいたね。そうなんだよ、社会保険制度は複雑で例外が多いから、こういう言い方になりやすいんだ。しかも、今回は話はお父さん自身、その例外の方の条件を使ってるしね」(^_^)a

「ふーん、そうなんだ。だけど、今日はもう例外の話まで頭に入らないよ」(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

「あ、そうだ、ごめん、疲れてたんだよね。じゃあこの後はすぐに、ご飯食べてお風呂入って寝て、明日は学校休む?」(*´∀`)♪

「休まない。今のところそんなんじゃないから。でも、お父さんのそんなでも話を聞いて、少し気が楽になった気もするよ。これからも無理しないでね」(^-^ )

「グク、優しい……」(;_;)

休職小説
スポンサーリンク
astをフォローする
社労士とFPの勉強が役立ちました

コメント

タイトルとURLをコピーしました