[年金機構からの手紙は是非開封]
「お父さん、イオン連れてって」(^O^)
「いいよ」ヽ(^o^)
「ありがとう。友達の誕生日プレゼント買いたいんだ」(^∇^)
「それはいいね。娘さんもいろいろもらってたもんね。もらうのも嬉しいけど、選んで贈るのも楽しいよね」(^-^)
「ね」(^.^)
「普段会えない人から送られてくるプレゼントも、少し驚きがあって嬉しいよね」(^。^)
「毎年、じいじとばあばが送ってくれるよね」(*^ω^*)
「その辺だと驚きはないか。ところで、年金機構から手紙が送られてきたら、娘さんは嬉しいかな?」(^ω^)
「おお、唐突だ。それは…どうだろう。何か分からないと、開けるのが怖いからな」(^◇^;)
「開けるのが怖いかあ。そんな人が結構多いのかもしれないね。だけど、娘さんに将来、年金機構から手紙が届いたら、ちゃんと中身を開けて見てほしいな。分からなかったらお父さんに聞いて」(`・∀・´)
「うん、どんなのが来るの?」ヽ(*´∀`)
「娘さんに最初にくるのは、20歳になって国民年金に加入になりましたよというお知らせだと思う。保険料の納付書や、学生納付特例の申請書や、年金手帳なんかがドサドサ来るよ」( ̄Д ̄)ノ
「うわ、捨てちゃいそう」_| ̄|○
「捨てないでね。万が一放っておいて、保険料を未納にしたりしたら、督促が来るからね」(^^)
「それも捨てたらどうなるの?」(。-∀-)
「怖いこと言うね。最終的には差押通知が来て、財産を差し押さえされちゃうよ」^_^;
「うわ、怖い」Σ(‘◉⌓◉’)
「ハハ。まあお父さんと一緒に住んでれば、世帯主のお父さんにも保険料納付義務があるから、気付かないことはないけどね」(^_^)
「お願いします」ヽ(´o`;
「任せて。お父さんが専門に手掛けてる年金記録問題でも、重要な手紙が送られているんだよ」( ´ ▽ ` )
「どんな?」(´・Д・)」
「持ち主が不明な記録と氏名や生年月日が一致する人宛に、この記録はあなたのものではありませんか、という手紙が、もうしつこいぐらいに何度も送られているんだ」/(^o^)\
「しつこいぐらい…。なんで? 自分と関係ない記録だから、回答しないんじゃないの?」(・・?)
「そうだねえ。自分と関係ない記録だとしたら煩わしいだろうけど、回答がない記録の中には、まず本人のものだろうと推測される記録も、かなりの数あるらしいんだ。だから、年金機構としては是非とも回答してもらいたいんだと思うよ」(´・ω・)
「う〜ん、その人の記録って分かってるんなら、回答がなくても記録を本人のものってしてあげればいいのに」(◞‸◟)
「そうだね。その意見は鋭いところを突いてるよ。だけど、一律にそう割り切るのも難しいんだ。全国には同じ氏名と生年月日の別人がいるかも知れないし、持ち主が分からない記録の中には、氏名と生年月日が間違ってるものもあるからね。結婚とかで姓が変わってる人の記録もあるしね」(`・ω・´)
「んー、そっかー。それでも、全部は解決しなくても、ある程度はやってもいいんじゃない?」(´ー`)
「そうだねえ。お父さんもそう思うよ。でも、それはお父さんの立場で言っててもしょうがないから、せめてお話しする機会をいただいたお客様の年金記録は、可能な限り問題のないように解決していくしかないよ」( ◠‿◠ )
「気が長い話だね」( ・∇・)
「大きく問題提起された平成19年から、ゆうに10年以上経ってるけど、解決までにはまだまだだよ」(>_<)
「ところで、その手紙が来なかったら、自分の年金記録に漏れはないって思っていいの?」( ´ ▽ ` )
「それがそうじゃない。年金記録はコンピュータが導入する前は紙に書かれて管理されてたんだけど、その紙からコンピュータに記録を移す際に、内容が間違ってしまったものや、その当時とは結婚などで持ち主の姓が変わってる記録なんかは、手紙を送ろうにも宛先が見つけられないことがある」( ͡° ͜ʖ ͡°)
「じゃあ、やっぱり自分の記録はよく見ておかないといけないんだね」(◞‸◟)
「そういうこと。職歴がたくさんあったりすると大変だけどね。空白期間があったら、それが記録の漏れなのか、制度上正しいことなのかを判断するのも、なかなか難しい」(´ー`)
「あー、前に聞いた。昔は年金の加入が任意だったことも結構あるんだよね」(╹◡╹)
「さすが、よく覚えてくれてたね」(^O^)
「ふふーん」(*^ω^*)
「じゃあ、そろそろイオンに出掛けようか。ところで、娘さんはプレゼントを買ったら学校で渡すの?」(^_^)
「ううん。週末に、みんなで集まってパーティーするの。そこで」(^ν^)
「へえ、いいねえ。どこで集まるの?」(^ω^)
「イオン。とりあえずボーリング」(*’ω’*)
「あそこのイオン、なんでもあるもんね」( ^ω^ )
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